尊敬されたレア社のデザイナー兼クリエイティブディレクター、グレッグ・メイレスは、昨日実施された大規模なXboxのレイオフおよびプロジェクト中止(長年待望されていた『Everwild』を含む)に続き、同スタジオを退任すると報じられている。
VGCによれば、メイレスの退任は、バトルトードのような初期のNES作品からN64黄金時代(ディディーコングを含む象徴的なキャラクターを形成した時期)まで及ぶ、レア社での35年にわたる顕著なキャリアに終止符を打つことになる。
N64の傑作『バンジョーとカズーイの大冒険』のディレクターとして最もよく知られるメイレスは、最近では成功した海賊アドベンチャー『Sea of Thieves』のクリエイティブリードを務めていた。過去4年間、彼はレア社の野心的なファンタジープロジェクト『Everwild』を指導してきたが、同プロジェクトは中止が確認された。
マイクロソフトが『Everwild』の中止を確認したのは、最初の発表から6年、レア社の開発努力開始から約10年が経過してからのことである。また、同プロジェクトのプロデューサーでレア社に20年以上在籍したルイーズ・オコナーも退任すると報じられている。
IGNはマイクロソフトにコメントを求める接触を行った。
2020年7月に公開された『Everwild』の最後のトレーラーは、これを「手つかずの自然世界を舞台にした魔法のような旅を約束する、レア社のオリジナルIP」と説明していた。今年初め、Xbox責任者のフィル・スペンサーは同スタジオを訪問した後、「『Everwild』の継続的な開発進捗を見るのは励みになる」と述べ、楽観的な見解を示していた。
昨日の公式発表は、Xbox Game Studiosの責任者であるマット・ブーティーのスタッフ向けメールを通じて行われ、『Everwild』の中止が、The Initiativeの『パーフェクトダーク』リブートおよびZeniMax Online Studiosが計画していたMMOなどの未公開プロジェクトとともに確認された。
ブーティーは「『パーフェクトダーク』および『Everwild』の開発を中止し、さらに複数の未公開プロジェクトを終了する」と記した。
「これにはThe Initiativeスタジオの閉鎖も含まれる。これらの戦略的変更は、業界の進化の中でリソースを再配分するという我々のコミットメントを反映している。」
「これらの困難な決定は、あらゆるプロジェクトと献身的なチームによる長年にわたる創造的な投資を慎重に考慮した結果である。」